放射線治療情報
7-1 なぜIMRTで治療が望ましいのですか?
IMRTは現在得られる最も高精度の放射線治療形態です。
同時にIMRTは健常組織の合併症発生率を10%から2%に減少させることが分かりました。 それにより医師はがん細胞への放射線量を増量できます。またある場合には周囲の組織への線量を出来るだけ低く保ちながら腫瘍内の特定の代謝活性領域へさらに高精度に放射線量を増量できる(これはドーズペインティングと呼ばれている)。これはテープでマスクしてペンキを吹き付けて塗装するのに対して絵筆で絵を描くのに例えられます。IMRTは放射線で絵を描きます。
「信頼性の高い強力なデータから線量を74Gy以上に増加させることによってがん患者の治癒率が改善されることが出来ることが、明白に証明された。」 北米放射線放射線治療会(ASTRO-gram #133)
治療成果とQOLが最も重要です。
7-2 IMRTはどこで受けられますか?
2005年高精度放射線治療研究会、JASTROの報告では検討中歩含めて15数箇所の施設でIMRTの実施をしています。これは約全体の数%以下です。
実施施設…千葉がん、近畿大学、埼玉がん、天理よろず、広島総合、県立島原、神戸先端医療セ、名古屋市立大、聖隷浜松、九州大学、東京大学、京都大、北海道大、東北大、札幌医大
7-3 IMRT治療ステップは?
IMRT工程:
一般の放射線治療と変わりはありません。ある程度各病院の放射線治療部の条件によって異なります。一般の場合病状の検査を受けた後に病歴の観察が行われ、放射線治療医は患者毎に個別の治療コースを設定します。
治療準備:
大部分の患者は治療準備のセッションが必要です。この時点で患者が毎日同じ位置に設定されるように特別のモールド固定具が創作されます。 放射線装置を患者の標的部分に合わせるための皮膚マークを入れるためにカラーマジックペンがよく使われます。 X線撮影が治療計画策定のCTスキャンの準備のために使われることがあります。治療準備のセッションは30分から1時間かかり、 CTスキャンにはその外に15〜30分を要します。CTスキャンに続いてIMRT計画策定の工程は一般に4、5日はかかります。計画が完了したときに患者には放射線治療開始の予約が行われます。
治療照射:
最初のIMRT治療では追加のX線フィルム撮影と検査が行われるため余分の時間がかかります。典型的なIMRT治療時間は少なくとも約15分かかります。治療室では放射線治療技師が皮膚マークを用いて治療領域を設定します。患者は治療台の上に寝かされて、場合によっては 特別のモールド器具が位置決めに使われることもあります。 外部放射線治療を受けるには痛みも無く丁度X線写真を撮影されるのと変わりはありません。放射線治療技師は治療室から出てから照射を開始します。装置は遠隔で制御されます。患者はテレビモニタ上で監視されます。治療技師はインターフォンを通じて患者と話ができます。患者は放射線を見たり聞いたり、また通常は感じたりすることもありません。しかしもし患者が気分が悪くなるような場合にはいつでも装置を止めることが出来ます。
7-4 IMRT治療コースの期間は?
IMRT放射線治療は通常は1週間に5日で6〜7週間続けられます。各放射線治療のセッションでは患者は治療室内に約15〜30分入っています。 このような日程では毎日小線量の放射線が分割照射されます。治療領域での正常組織の保護に役立ちます。週末の休止期間は正常細胞の回復に役立ちます。 患者に必要な放射線の総線量と治療の回数はがんの大きさと場所、腫瘍のタイプ、患者の全身状態やその他の要因により決まります。 放射線が緩和治療に使われるときには、治療コースは2週間〜3週間続けられます。
7-5 IMRT放射線治療の効果
IMRT は一方では副作用を低減させて治療結果を改善します。 患者の96%はIMRT放射線治療の後、安心と高いレベルのQOLを送っています。 改善された病気の制御は物理的にも精神的にも改善された生活につながっています。
7-6 IMRTの貢献度
IMRTによるがん治療の改善
統計結果からの予測値
- 約1/3の患者は原発腫瘍部位のみで治癒する
- 約1/3の患者は治癒した原発部位かその後遠隔部位で再発する
- 約1/3の患者は遠隔転移部位でのみ再発する
もし局所再発のみの患者が完全に除去できれば、おそらく転移疾患のみで亡くなっているがん患者の1/3までが増殖性腫瘍細胞の拡散により起こる転移性浸潤を防止することにより救済されると予測できます。その細胞は局所的再発腫瘍から発生する新たに加えられる転移の可能性を持っています。
“腫瘍に照射される線量が高くなれば、局所制御と治癒率が向上する” “放射線治療で制約される条件は、治療中に周辺健在組織への照射による限界”
この解決に、IMRT強度変調治療の利用
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